つながれば、社会は変えられる

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信頼とは、本気の行動を見せることから始まる。富山発・無料の学童保育を支える関係性の作り方

富山駅から富山地方鉄道に乗って15分ほど。越中舟橋駅の改札を出ると「日本一ちっちゃな舟橋村」の看板に出迎えられる。

今回の目的地は、富山県の中心部に位置する面積3.47平方キロメートルの“日本一小さい自治体”舟橋村にある学童保育「fork toyama」だ。なんと、全国でも例のない保育料無料の学童保育施設。「みん営(=みんなで運営)」をコンセプトに、地域の人の力を借りながら運営され、運営費はスポンサー企業からの出資、隣接のカフェの収益、サポート会員の寄付によってまかなわれる仕組みだ。

運営費をまかなう仕組みから考えても、この新しい取り組みは「儲けよう」という動機で始まったものではないことは明らかだ。きっと「子どもたちと保護者のために」という思いに共感した人が一人二人と集まり、それぞれの“give”の精神を持ち寄って運営しているのだろう。

それでは、fork toyamaはどうやって共感し合う仲間を集められているのだろうか? 

fork toyamaにおける信頼関係がどのように形成されているのかを知るため、fork toyama代表の岡山史興(ふみおき)さんと、サポーターとしてfork toyamaに出資している北陸ポートサービス株式会社代表取締役の加治幸大さんにお話を伺った。

加治 幸大

加治 幸大

(かじ ゆきひろ)

北陸ポートサービス株式会社

岡山 史興

岡山 史興

(おかやまふみおき)

fork toyama

代表

地域全体で、子どもたちの放課後を充実させる仕組みをつくりたい

併設の「noki fork cafe」に案内され、岡山さん、加治さんと挨拶を交わす。部活の先輩・後輩のようなふたりの和やかな雰囲気を見て、かなり長い付き合いなのかなと思っていたところ、「実は岡山さんと会うのは今日が3回目くらいなんですよ」と加治さん。

まだ短い付き合いの中で、ふたりはどのように信念を分かち合い、信頼関係を築いてきたのか。

カフェで淹れてもらったコーヒーを飲みながら、まずはfork toyamaの成り立ちの話から聞いていった。

まず、岡山さんはもともと東京でPRの会社を経営していたそうですが、舟橋村に住むことになったのはどのような経緯だったのでしょうか。

岡山さん

父親になったばかりの頃、殺気立つ満員電車に乗って通学する小学生を見て違和感を覚え、「この環境で子どもを育てる自信がない」と感じてしまって。東京を離れることを考え始めたとき、仕事で舟橋村を訪れる機会がありました。

舟橋村は、クラウドファンディングを利用して新しい公園を作るなど、子どもたちの意志も重視しつつ住民が主体的に街づくりを進める空気があったんです。舟橋村が「日本一小さい村」である理由は、周辺の市町村と合併すれば学校は統廃合でなくなり、子どもたちが遠くまで通学しなければいけなくなってしまうから。それは子どもたちのために良くないよねと、住民自身の意志であえて合併しない道を選んできた歴史があります。

子どもにとって良い環境を村全体で作っていこうという雰囲気に惹かれ、「こんなところで子育てをしたい」と思うようになりました。

そうしてご家族とも話し合い、移住を決断されたんですね。「学童保育を作ろう」と思ったきっかけは?

岡山さん

富山での生活が始まって2年くらいが経った頃、学童保育が村営から民間に委託されることになったんです。村のそれまでの子育て方針に賛同していましたし信頼もあったので、急な変化に不安を感じて。

ちょうど僕の子どもが小学校に上がる少し前のことですね。周りの保護者の方とも話す中で「住民の力で、子どもたちや自分たちが良いと思える学童をつくるのが舟橋村らしいよね」と考えるようになり、実現に向けて動き始めました。

経験のない中で、学童保育をゼロから立ち上げる決断ができたことがすごいです。

岡山さん

もちろん学童保育はまったくの専門外でしたが、当事者としてはっきり感じている課題があったことが大きいです。

学童保育は、安価で場所だけを提供するところもあれば、都市部だと月額数万円の利用料で英会話などのカリキュラムが充実しているところもあり、本当にさまざま。つまり所得や住んでいる場所の違いで子どもの放課後の過ごし方に影響が出て、それが将来的な格差にもつながっていく。まずその仕組みを変えたいと思いました。

「良い教育を受けたいなら都市部に行くしかない」という価値観は、地域の衰退にもつながります。地域全体で子どもの放課後の時間を充実させるような環境づくりを模索した結果、利用料を無料にする代わりに、みんなでお金を出してみんながコンテンツになる「みん営」の考え方にたどり着きました。

つくりながら固まってきた「みん営」の概念

完全無料の学童保育、さらに「みんなで運営」というコンセプト。この概念を浸透させ、周囲の理解を得ていくのは、かなり骨の折れる過程だったのではないだろうか。

でも事実、いまのfork toyamaはたくさんの人が関わって運営されている。併設されているカフェ「noki fork cafe」の店長を富山県の情報を発信する人気インスタグラマーのえみこむさんが務めていたり、学童保育の運営をNPO法人〈ハレア〉が担っていたりと、各々が自分なりのやり方でfork toyamaをサポートしている。

立ち上げ時のクラウドファンディングに集まった金額は800万円以上、支援者は257人。それだけ多くの人が「みん営」の理念に共感し、自分も何か関わりたいと感じたということの表れだ。前代未聞の取り組みが目指すビジョンを、岡山さんはどのように可視化し、どう伝えていったのだろうか。

「みん営」のコンセプトを共有し賛同してもらうためには、関わる人それぞれとの丁寧なコミュニケーションが不可欠だと思いますが、どのように周りに趣旨を伝えていきましたか?

岡山さん

周りの人を巻き込んでいくうえで、まずは場所が大事だと考えました。この物件(現在のfork toyama)は、最初から気になっていたんですけど、どうやってアプローチすればいいか分からない状態で。村のいろいろな人と話していくうちに、大家さんと直接繋がることができたんです。話してみると、地域の子どもたちの未来を大切にしたいという点ですごく共感してくださって、それが決め手となりました。これは偶然ですが、大家さんのお父様が元大学教授で、お母様は昔はこの家で公文式の教室を運営していたこともあるとのことで、“教育”という点で親和性があることもよかったのかなと思います。
場所づくりと並行して、学童保育の仕組みや体制づくりを進めるため、富山で学童保育の運営をしているNPO法人「ハレア」の福原さんにも会いに行きました。「小一の壁※」など学童保育を取り巻く課題はまだまだ社会課題として認知度が低い。福原さんと「一緒に解決していきましょう」と意気投合して、学童の運営面で力を借りることになりました。

※「子どもが小学校に上がると、保育園と学童の預かり時間の違いなどさまざまな要因から、共働き世帯において仕事と子育ての両立が難しくなること」を意味する言葉

一人ひとりに思いを伝えながら共感してくれる人を見つけていったんですね。学童に子どもを通わせる保護者には、どのようにイメージを伝えていきましたか?

岡山さん

地盤が整ったことでやっと保護者の方たちにもお話ができるようになったものの、まだ家がボロボロだったので、このまま預かるわけにはいきません。建築を担当した建築事務所「studio SHUWARI」の方がCGで完成イメージをつくってくれたことで、この場所がどんなふうになるのかを見せられるようになったんです。イメージが沸くと、保護者の方からも「ここに子どもを通わせるのが楽しみ」と言っていただけるようになって。

「みん営」については、つくりながら実感していったというか。建築を担当した大工さんが家づくりのワークショップをやってくれたり、CGデザイナーさんが子ども向けのCG教室を開いてくれたりと、関わった人が自ら子どもたちにコンテンツを提供していく循環が生まれていき、「これが“みん営”ということなのかな」と、自分でもやりながら理解していきました。

出資を決めた理由は「スケールへの期待」ではない

加治さんが代表を務める北陸ポートサービスのウェブサイトを見てみると、「サクラマス養殖」「バイオマス発電所」「ヴィーガン飲食・加工品」など、「海」や「循環」を軸とした多様な事業内容が並んでいる。

「学童に出資している」という事前情報から、てっきり教育や子ども関連の事業をしている会社だと思っていたが、むしろ「学童」との接点を見出すのが難しい。

加治さんは、fork toyama、ひいては岡山さんのどんな思想に共鳴したのだろう。

加治さんも岡山さんももともと教育分野のご出身ではないのに、「学童」でつながっているのがおもしろいですね。

加治さん

岡山さんのことは、共通の知人からの紹介で知りました。そしてfork toyamaの取り組みを知り、地元の子どもたちが放課後過ごせる場所をご自身で作ったことが非常にすばらしいなと。共感というか、自分にも何かできることはないかなと感じ、クラウドファンディングの支援をしたのが最初の関わりです。

それから実際にfork toyamaを訪れたり、オンラインでコミュニケーションを重ねたりと交流を続け、その流れで出資を決めました。

いくら志に共感したとはいえ、「みんなで運営する無料の学童保育」という前例のないプロジェクトの意義を信じて協力することは、ビジネスの観点からはハードルの高いことのように感じます。

加治さん

まず、僕は「誰もやっていないことに挑戦することにこそ価値がある」を経営哲学としていて、だからこそ自分自身が土づくりやカーボンニュートラルへの取り組みに投資をしています。ただそういった未来への投資って、効果が見えづらいのですごく難しくて、その意義はなかなか他の人には理解されません。

子どもに対する投資も、近いものだと思うんです。学童を自分で作っちゃうって、普通はなかなかできることじゃないですよね。やらなくても世の中は成り立つんですけど、岡山さんのように行動する人がいないと発展はしない。子どもたちの生活環境を今よりよくするために身銭を切り時間を使う姿勢を僕はすごくリスペクトしていて、そのことからも出資に迷いはなかったです。

岡山さん

加治さんは未来への投資をしつつ、ちゃんとビジネスとして会社を成り立たせているので、経営者の大先輩として本当に尊敬しています。

僕は資金集めのためにとあるビジネスコンテストに参加したこともあるんですけど、そのときは惨敗でした。ビジコンでは「それは行政の仕事であって、あなたがやるべきことじゃない」と。“みん営”の仕組みでやる必要がどこにあるのかとか、スケールしないとか、そういう視点での評価をいただきました。そういうことじゃないんだよな……とも思ったんですけど。

fork toyamaでは、出資に対するリターンとして岡山さんがスポンサー企業のPRを請け負うという仕組みがおもしろいなと思いました。加治さんもそういったところにメリットを感じて出資されたのでしょうか。

岡山さん

もちろん北陸ポートサービスさんのPRに貢献できるようなことはやっていきたいですが、加治さんの場合、請け負い型というよりも志一本で出資してくださっているのかな……と。

加治さん

そうですね。出資を決めたのは、岡山さんが僕の事業に共感してくれたことも大きいです。僕が人生をかけてやっていることを話したときに、「いいことですね」で終わらずに「次にどんなことしましょうか?」と話が進む感覚は、何かを一緒にできそうかを判断するときに非常に大事な部分だと思っているんです。

誰もやらないこと、他人から理解されづらいことでも、まず自分がその意義を信じて行動を起こすというのがお二人の共通項なのかなと思いました。

加治さん

僕は大人の本気を子どもたちに見せていきたいとすごく思っていて。公的なサポートを待つのではなく、自分たちの思いを自分たちで形にしていくことが大事だと思うんですよ。

僕は地元で同世代の仲間たちと事業をやっているんですけど、自分たちの活動を知ってもらうためのきっかけとして、みんなで「世界一長いすしの列」として「ますずしを並べた長さ」のギネス記録に挑戦したことがあります。身銭を切って、何かを達成するために本気で協力を仰ぎながら動いていくことで、応援してくれる人がどんどん増えていくんです。それが結果的に、行政に自分たちのやっていることの価値を認めてもらうことにもつながります。

岡山さんの場合、「自分の子どもが通う学童を作りたい」というごく個人的な思いが出発点でもあったと思います。その熱量を他の人に伝播させていくために、何か心がけていたことはありますか。

岡山さん

さっきもお話したように、とにかく早く形にすること。そして、ちゃんと覚悟してお金を使ってやっているのを見せること……でしょうか。この建物を実際に見ていただいたら、それなりにお金をかけていることがわかると思うんです。そうすると本気度が伝わりますし、僕も借金を返さないといけないのでより頑張らないといけなくなりますし。

そうやってちゃんと形にすることで行政も協力してくれるようになったので、加治さんのおっしゃることは本当にそうだなと思います。

加治さん

あと、岡山さんを信頼する根拠というか、もうひとつの共通項は、音楽ですね。

音楽?

加治さん

僕は弟と一緒に、富山県射水市で野外ロックフェスティバル「onefes」を主催していまして……。

岡山さん

『マキシマム ザ ホルモン』や『10-FEET』『dustbox』など、僕も大好きなバンドを誘致していて、ラインナップを見て「これはアツい!」と興奮しました。僕も昔バンドをやっていて、ロックやパンクがずっと好きなので、その精神性に共通するものを感じたんですよね。

加治さん

岡山さんは元バンドマンですし、僕は学生時代から都内のライブハウスに通って、ミュージシャンをサポートする立場で音楽に関わってきました。影響された音楽が近ければ、美学や価値観も共通する部分が多いんじゃないかなと思っていて。

たしかに、通ってきたカルチャーが共通している人に信頼感が芽生えるのはわかる気がします。

加治さん

だから岡山さんのように、音楽のルーツが似ているなと思う人には、すぐに心を開いてしまいます(笑)。

行動に嘘がなければ、信頼は自然と生まれていく

私も音楽が好きなので、同じバンドが好きな人に信頼感を抱く気持ちに共感する。この取材の数日後には、富山県の元バンドマンを集めた飲み会を加治さん主催で開催するとのこと。たしかにそれは、話のはずむ楽しい会になりそうだ。

でも、そもそも「信頼する」とはどういうことだろう? 何をすれば「あなたを信頼しています」と示したことになるのだろうか。

組織のトップにいる人は、簡単に他人を信用できないものだという先入観がある。相手の腹を探り合い、決して本音を見せずに付き合う……というのが、私の持つ経営者のイメージだ。

そんな中で「この人は信頼できる」と見極めるために、二人はどのようなプロセスを踏んだのか、最後に伺った。

「出資して、リターンを得て終わり」という単発のお金のやりとりではなく、人として長く付き合っていくための「信頼の第一歩目」の築き方について、お二人はどのように考えていますか。

加治さん

僕の場合は、やはり先に自分から行動を起こすこと。たとえば食事に行ったら、まずは自分が全額出す。地元で協賛金を募るイベントがあれば協力するとか。その上で、その先も信頼関係が築けそうかを見極めるという感じでしょうか。金額の安い高いではなくて、まずは自分から信用する覚悟を持ちたいんです。

岡山さん

僕も、言葉より行動だなとはすごく思っていて。仕事で地方を訪れることも多いんですけど、取材などで関わったあとでも個人的に通っている場所がたくさんあるんです。相手の考えややっていることに共感したり、好きだなと思ったら、ちゃんと足を運んだり連絡を取ったりは続けていきます。行動に嘘がなければ、信頼は自然と生まれていくものだなと思っています。

関係性を築きたいと思ったら、「まず自分が相手のために動く」んですね。

岡山さん

あれこれ話し合う前に、気づいたら支援してくれているとか、いつのまにか何かを一緒にやっているとか。行動が先に始まって、その過程で信頼が積み重なっていくものなんじゃないかな。

僕の場合は「自分の子どもが通う学童をつくりたい」という完全に個人的なところからスタートしていますが、自分のためのことをやっていたら社会課題にぶち当たって、その切実さに手を差し伸べてくれる人がたくさんいた。そういう交流を経て、いろんな人との関係性ができていったという話だと思うんです。

岡山さんや加治さんの場合は経営者なので、人とつながること自体が仕事である側面もあると思います。たとえば一会社員が「この人と関係性を築いていきたい」「一緒に何かやりたい」と思ったときには、どんな行動を起こすのが良いと思いますか。

岡山さん

そうですね……たとえば僕は、7人以上の飲み会ってもう無理なんですよ。一度に話せるのは3人くらいが限界で、それ以上になるとしゃべらずにただ飲んでるだけになります(笑)。じゃあたくさんの人たちと交流したいときはどうするかというと、自分が場を作るんです。集まる場を作って、自分の知っている人たちが楽しく過ごしているのを見られればいい。

企業の場合も、それでいいんじゃないかなと思うんです。AさんとBさんはこういうシナジーがありそうだから、同じ場所に集ったらハッピーになるよね、みたいな場を作る。そういうのを、企業の規模や相手の立場に関係なくやっていくとおもしろいんじゃないかなと思います。

加治さん

飲み会の話、すごくわかります。僕も、たとえばビジネスの交流会があったら、真ん中には絶対に行けないタイプです。たぶん大きな仕事をするなら中心に行った方がいいんですけど、同じように真ん中に行けない人同士で話して何かが生まれる可能性の方を僕はおもしろく感じるんです。そっちのほうが既成概念を取っ払った何かが生まれるんじゃないかって、なんとなく僕は思ってしまうので。

関係作りというと「中心に飛び込んで行く」といったイメージを持つ人も多そうですが、派手なことをしなくても、その手前でじっくり1対1の関係性を築いていくやり方もあるんですね。

岡山さん

僕は営業も苦手なので、加治さんのように、なんとなく知り合って気づいたらなぜか応援してくれている……みたいな方に助けられています。本当に、運がよかったんだなとも思います。

ただラッキーなだけではなく、運を引き寄せる行動をとっているということなのかなと感じました。

岡山さん

fork toyamaに関わってくださっている人の中には、子どもがいない方もたくさんいます。僕自身も「子どもがすごく好きだから」という理由でやっているわけではありません。地道に行動し、目指すものを小さくても形にして見せることで、共感してくれる人が増えていったのかなと。まだまだやることだらけで大変さを感じる暇もないのですが、子どもも親も含めて、地域の人みんなが幸せになるにはどうすればいいのかを考えながらやっていきたいですね。

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Photograph:
べっくやちひろ

writer

べっくやちひろ

今回お二人にお聞きしたかったのは、なんだか大きな話になりますが「“人を信じる”とは何か」ということでした。「信頼関係」とはよく聞きますが、その実態が何であるかは正直よくわかりません。

改めて理解したのは、「信頼」というのはある一点で完成するものではなく、絶えず積み重ねていくものであること。「あなたのために自分のお金や時間を使いたい」という気持ちを示し、はじめの一度だけではなくお互いにそれを行動で表し続け、ブロックを一つずつ積み重ねていく行為そのものを「信頼関係」と呼ぶのだなあと実感したのでした。

ビジネスシーンであれプライベートであれ、関係性を一足跳びで築く裏技はなく、一歩ずつ相手のための行動を起こし続けるのみ。どんなに大きなこともそのように地道で誠実な歩みの上に成り立っているのだと、fork toyamaのあり方に教わった取材でした。

岡田 浩二

planning

岡田 浩二

BIPROGY株式会社

岡山さんが舟橋村への移住を選んだのは「次の世代を担う子供たちに対し、何ができるか」を考えたからなのではないか、と感じました。

そして、その思いは岡山さんの活動の源泉であると同時に周りを巻き込んでいく共通言語なのかもしれません。

だからこそ、地域の風向きが変わったときに、1人1人と対話することで関係を積み上げ、結果として、”みん営”の概念をつくり浸透させることができたのだと思います。「自ら行動せずに、関係性を築くことなんてできない」ことを学ばせていただきました。

石山 扶巳

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石山 扶巳

BIPROGY株式会社

私自身、子どもを学童に通わせていた経験があるため、fork toyamaの取り組みは非常に興味深く、楽しく拝読させていただきました。

それと同時に、改めてConnextXのスローガン「つながれば社会は変えられる」とはどういうことかを考えさせられる内容だと感じました。

個人的には、このfork toyamaの活動がこの先も自走し続けるためには何が必要なのかについても伺ってみたかったです。

fork toyamaのように「自分たちが納得のいく解決策」を組み立て、広げる方法を見つけ、持続可能な取り組みとなるようにトライし続けることが求められていると思いました。

大槻 剛

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大槻 剛

BIPROGY株式会社

IT企業であるBIPROGYが「つながる」というキーワードを掲げた時、皆様はどういう感想を持つでしょうか?

「IT」「テクノロジー」から転じて「冷たい」「無機質」と連想される方もいるかもしれません。しかし、我々が目指すのはまさに本記事であるような「人と人とのつながり」に重きを置いた「つながる」です。

SNSやテレワークに代表されるように、今は昔と比べて人との関わり方が大きく変化している激動の時代。こんな今だからこそ、人と人のつながりを大事にし、人を物事の中心と考え、ITを実現ツールとして活用していきたい。

どんなに素晴らしいアイディアや仕組みも動かす人の熱意、それに感化されていく周囲の人々がないと空想で終わってしまいます。本取材に答えていただいたお二人のような関係性が、これからの社会にとっても非常に大事なことであると改めて感じております。

お忙しいところ取材を受けていただいたお二方には、改めて感謝の意を表しつつ、BIPROGYも「つながる社会」の実現を目指して頑張っていこうという活力をいただきました。

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